インテリアをデザインすること

「人がかかわるというコト」

空間の基本は床・壁・天井。

むろんそういった形状やプロポーションだけでも、与えるイメージが大きく変わってくる。

しかしその囲われた空間・スペースはそのままでは単なる箱でしかない。
そのスペースに、色やひかり、素材、家具が入ることでインテリアらしく成立する。

しかし、それが完成ではない。
住宅であれ、店舗であれ、その空間に「ヒト」が介在することで初めて「インテリア」が成立する。

そう。インテリアをデザインする時には常時人の存在を意識しなければならないということだ。

そのように考えると、私たちが本来デザインするというのは、実は空間では無いのである。
人の「行為」や「シーン」であることに気付くのである。

「ヒト」がその空間に入ったとき。
何が見えるのか?どんなにおいがするのか?何が聞こえてくるのか?明るさは?温度は?湿度は?

そうした環境を考え、そうした要因から「ヒト」は色々な感情を持ち、様々な行動へと変換させる。

トータルデザインを意識する

例にとってみよう。
茶道、茶室という空間構成ばかりか、炉の切り方、茶室にある花、書画、掛け軸。
香炉の香り、茶道具、茶器、茶菓子。
人の着る着物の柄から所作に至るまでトータルに感じることができる。
それが「茶道」であり茶道を行う「茶室」であるのだ。

最初にある想定をイメージし、その行為のために必要な物、道具、素材を周辺に配置する。
徐々にその範囲を広げ、存在する空間全体、周辺にまで及ぶという方法はとても有効である。

光、色、におい、音。
家具や素材、空間構成などと等しい存在で、更に同時にイメージされなくてはならない。

極端に考えるならば、観葉植物といったグリーン、壁に掛けられた絵画。

「ヒト」が着ている洋服のデザイン、柄、色、髪型さえもインテリアデザインの一部になるのである。

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